★大正生まれの・・・

大正生まれのひいおばあちゃんが愛用していたお針箱。

はっきりとはわからないけれど、おそらく大正末期のもの。

戦火を無事にくぐり抜けた大切な愛用品。

持ち主のひいおばあちゃんが亡くなった後、

叔父が大切に保管してくれていたようだった。

もうてっきり処分されたものだと思っていた。

その叔父が今年亡くなったので、叔父の住まいの遺品整理を

していた時に、押入れの中に大切に保管されていた。

子供の頃、ひいおばあちゃんがよく縫い物をしていた時に、

いつも傍らにあったのが、このお針箱。

子供の頃見ていたのと、ほとんど状態は変わらないまま。

ひいおばあちゃんの影響で、子供の頃から、

お裁縫、編み物、手芸が趣味になった。

これからは私が、いつもこのお針箱を傍らに置いて、

大切に引き継いで使っていこうと思う。

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